いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 親鸞上人像

もくぞう しんらんしょうにんぞう

古河市

一躯、像高48cm、寄木造・檜材・彫眼(ちょうがん)です。 顔より肩、胸下まで一木で、両肩先胸下部より衣文(えもん)の裾(すそ)の膝前まで寄木、両脇後も寄木です。
合掌の両手は、全体と比較して小さく、後世の補修と思われます。
眼は彫眼で、面相に力強いところが表れています。
裾の辺は鎌倉時代かと思われる点もありますが、よく見ると形式に流れる点から考え、室町時代初期の作といわれています。

木造 親鸞上人像

1躯
寸法 像高48cm
指定年月日 昭和39年7月31日
所在地 古河市中央町2-8-30
管理者 宗願寺
制作時期 室町時代前期