いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

寄木造 平将門の木像

よせきづくり たいらのまさかどのもくぞう

坂東市

元文3年(1738)に編纂された神社縁起書によると、将門戦死の際、母と共に奥州に逃れた三女が成人後出家して、如蔵尼(にょぞうに)となり、あるとき、岩井に来て父の像を刻み、小祠(しょうし)に祀ったといわれています。
これが国王神社(こくおうじんじゃ)の始まりという説です。
衣冠束帯姿(いかんそくたいすがた)の坐像で、像高76cmです。
制作年代は不詳ですが、室町時代の作と考えられています。

寄木造 平将門の木像

1躯
寸法 像高76cm
指定年月日 昭和42年3月30日
所在地 坂東市岩井951
管理者 国王神社
制作時期 年代不詳