いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

逢善寺書院・庫裡

ほうぜんじしょいん・くり

稲敷市

天保13年(1842)に焼失しましたが、文久2年(1862)に再建されました。
この建物の特徴は、書院と庫裡をL字型に結び付けたところにあります。正面からみて、左手に唐破風の式台玄関をもつ書院、そして右手が庫裡です。妻側から大戸を入ると広い土間空間があり、頭上に豪壮な梁組を持つ点が庫裏の特色です。
この巨大な空間を茅葺の屋根の下に収めるため、その外観は他に類をみない迫力をもっています。

逢善寺書院・庫裡

1棟
指定年月日 昭和55年2月28日
所在地 稲敷市小野318
管理者 逢善寺
制作時期 年代不詳