いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 大日如来坐像

もくぞう だいにちにょらいざぞう

神栖市

檜材の寄木造、漆箔(しっぱく)を施しています。
玉眼(ぎょくがん)入りで、両手は智拳印(ちけんいん)を結び宝冠(ほうかん)を載いています。面相の表現、胴体のしまり等にすぐれた技法の跡がみられます。
また宮殿に「龍ヶ崎法橋寛長 元和八年四月十一日」(1622)と記録されています。大日如来は宇宙を照らす太陽で、万物の慈母と説かれる真言宗の本尊です。

木造 大日如来坐像

1躯
指定年月日 昭和46年12月2日
所在地 神栖市波崎3355
管理者 益田山相応院神善寺
制作時期 室町時代