いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 金剛力士立像

もくぞう こんごうりきしりゅうぞう

稲敷市

逢善寺(ほうぜんじ)山門の左右一対の金剛力士立像、普通には仁王と呼ばれています。
右が那羅延金剛(ならえんこんごう)、口を大きく開いているので阿形(あぎょう)、左は密迹金剛(みっしゃくこんごう)、口を閉じているので吽形(うんぎょう)、二体とも厳しい忿怒(ふんぬ)の相を示しています。
上半身裸形、頭髪は鬘(かつら)を結び、阿形は左肘をあげ、手に金剛杵(こんごうしょ)を握っています。

木造 金剛力士立像

2躯
指定年月日 昭和51年7月5日
所在地 稲敷市小野318
管理者 逢善寺
制作時期 1402年(応永9)