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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 千手観音立像(附伝千手観音焼損像1体、伝胎内納入供養札1枚)

もくぞう せんじゅかんのんりゅうぞう(つけたりでんせんじゅかんのんしょうそんぞう1たい、でんたいないのうにゅうくようふだ1まい)

常陸太田市

千手観音立像の高さは3.5mの大型像、重厚さと量感にあふれた檜材寄木造の像で、彫りの深い面長な顔立ちから、鎌倉時代後期の作と見られます。
胎内納入供養札は、空洞になっている寄木造の内部に納める木札です。
千手観音焼損像は、寄木造の前部が焼失した背面部だけで、像高3.67m、元々、本尊として平安後期に制作したものと考えられます。

木造 千手観音立像(附伝千手観音焼損像1体、伝胎内納入供養札1枚)

1躯
寸法 千手観音立像:高さ3.5m
千手観音焼損像:高さ3.67m
指定年月日 昭和54年3月8日
所在地 常陸太田市上宮河内3600
管理者 菊蓮寺