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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 天部形立像(寺伝毘沙門天像)

もくぞう てんぶがたりゅうぞう(じでんびしゃもんてんぞう)

かすみがうら市

東野寺(ひがしのでら)地内にある地福院吉祥寺(ちふくいんきちじょうじ)に金銅仏多聞天立像(たもんてんりゅうぞう)とともに安置されていたもので、両腕・背板・足先などが欠損していますが、胴体に唐様(からよう)の鎧(よろい)をつけた高さ98cmの立像で栗材による背面内彫りの一木造です。
平安時代後期の作とみられ、県内では数少ない存在です。

木造 天部形立像(寺伝毘沙門天像)

1躯
寸法 高さ98cm
指定年月日 昭和54年11月1日
所在地 かすみがうら市東野寺763-11
管理者 地福院
制作時期 平安時代後期