いばらきの文化財
文化財種別
県指定 有形文化財 彫刻
木造 大日如来坐像
もくぞう だいにちにょらいざぞう
笠間市
この坐像は、檜材で胴体は一木造、手・足・膝がそれぞれ寄木となっている菩薩形で、蓮華台にのり、像全体が黒漆(くろうるし)と金箔(きんぱく)です。
頭には五つの化仏(けぶつ)を祀った宝冠を戴き、目には玉眼、顔は張りがあって若々しく力強さがあります。
結跏趺坐(けっかふざ)で、左掌は膝の上で仰向けて右掌を重ね、左右の親指を合わせています。
光背(こうはい)は整っていますが、像の胸の飾りが無くなっています。
木造 大日如来坐像
数 | 1躯 |
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指定年月日 | 昭和60年3月25日 |
所在地 | 笠間市上加賀田1773-ロ |
管理者 | 大日如来奉賛会 |
制作時期 | 1275年(文延12) |