いばらきの文化財
文化財種別
県指定 有形文化財 彫刻
木造 十一面観音坐像
もくぞう じゅういちめんかんのんざぞう
古河市
一躯 、像高47cm、寄木造・玉眼(ぎょくがん)・彩色(さいしき)です。
天冠台の上に10面の化仏(けぶつ)をつけ頭髪は毛筋彫(けすじぼり)で、衲衣(のうえ)を通肩(つうけん)につけ、腹前に裳(も)の結び紐を表しています。
両手を屈臂(くっぴ)し、右手は膝上で掌を上に五指を伸ばし、左手は水瓶(すいびょう)を執っています。
右足を外に結跏跌坐(けっかふざ)しています。
構造と作風から推して、室町時代の作といわれています。
木造 十一面観音坐像
数 | 1躯 |
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寸法 | 像高47cm |
指定年月日 | 昭和63年1月25日 |
所在地 | 古河市横山町1-1-11 |
管理者 | 神宮寺 |
制作時期 | 室町時代 |