いばらきの文化財

県指定 有形文化財 彫刻

木造 金剛力士立像 2躯

もくぞう こんごうりきしりゅうぞう

笠間市

阿形(あぎょう)
髻(もとどり)を三束に結い、元結紐(もとゆいひも)を正面で結んで、左右の端を上方に立てています。地髪(じはつ)の端は彫りあらわさず、目を大きく見開いて瞋らせ、開口して上歯、舌、舌歯の一部を見せ、髭をあらわしています。上半身裸形、下半身に折り返し付きの裙(すそ)を着け、腰帯で留めています。左手はやや後ろに引き、屈臂(くっぴ)、左肩斜め上方で持物の金剛杵(こんごうしょ)を握り、右手は斜め下に垂下し、掌を下に向けて指先を前に向け五指を伸ばしています。 腰はわずかに左に捻り、上体を右に開き右足を斜め前方に少し踏出して立ち、天衣(てんい)は左右とも腰帯に絡めた形から腰脇に垂下しています。
吽形(うんぎょう)
閉口、左手は肘を少し曲げて腰前辺まで降ろし、掌を腰方に向け全指を握り、右手は屈臂し、右胸脇で掌を前にして五指を開いています。腰をわずかに右に捻り、左足を斜め前方に少し踏み出して立ち、その他は大方阿形像に準じます。

木造 金剛力士立像 2躯

2躯
寸法 阿形:像高315cm、吽形:像高315cm
指定年月日 平成19年11月16日
所在地 笠間市大田町324番地
管理者 宗教法人養福寺
制作時期 室町時代(長禄5年=1461)