いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

鰐口

わにぐち

かすみがうら市

最大径33cm、最大厚7.3cmの銅製です。
鼓面の盛り上がりは薄く、耳が小さく、竜頭(りゅうず)は変形しています。
両面とも5区に分け、内区(ないく)は1本と2本、中区は3本と2本、外区(がいく)は2本の界圏(かいけん)です。
撞座(つきざ)は盛り上がりがありますが小さい。
外区銘帯に「常州国南野庄安飾郷大宮 応永十年癸未三月廿八日浄超敬白」の記念銘が陰刻(いんこく)されており、制作は1403年です。

鰐口

1個
寸法 最大径33cm、最大厚7.3cm
指定年月日 昭和44年12月1日
所在地 かすみがうら市安食1754
管理者 太宮神社 堀口家輝
制作時期 室町時代初頭