いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

説相箱(銅装説明箱)

せつそうはこ(どうよそおいせつめいはこ)

那珂市

長方形の木製箱で、腰に回り縁(まわりぶち)を付けて、身と台に分け、台の四方に香狹間(こうざま)を透かし、外側は薄い金属板を張り、錦や綾(あや)のきれ、紙などで内張りをしています。
本品は身に蓮唐草文(はすからくさもん)をめぐらし、台の四方には香狹間の代わりに如意頭(にょいとう)を透かしていますが、内張りは欠失しています。
法会(ほうえ)のとき、左脇机に置き、表伝・次第を納めたといわれています。

説相箱(銅装説明箱)

1個
寸法 縦26.0cm、横35.3cm、高さ13.0cm
指定年月日 昭和47年12月18日
所在地 那珂市瓜連1221
管理者 常福寺
制作時期 江戸時代