いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

蒔絵鏡箱

まきえかがみばこ

日立市

径11.6cm、高さ2.6cmで、錫(すず)の置口(おきぐち)をめぐらした合口造(あいくちづくり)の鏡箱です。この箱は、鏡入れに使用したもので、丸型、ふた付きのものです。
黒漆地(くろうるしじ)に金梨地(きんなしじ)粉を蒔き、蓋表(ふたおもて)に金蒔絵で波と土坡(どは)に羊歯(しだ)、さらに萩や笹を表しています。蓋裏(ふたうら)、身全面にも金梨地を施しています。蓋表には断文(だんもん)がみられますが、甲盛り(こうもり)は少なく、意匠(いしょう)構成などからも制作年代は、室町時代前半頃とみられます。

蒔絵鏡箱

1合
寸法 径11.6cm、高さ2.6cm
指定年月日 昭和49年3月31日
所在地 日立市弁天町1-21-12
管理者 個人
制作時期 室町時代前半頃