いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

金銅割五鈷杵

こんどうわりごこしょ

土浦市

総長15cmで、人形杵(にんぎようしょ)・二方五鈷杵ともいい、2鈷と3鈷を組み合わせ、外すと中に舎利が納めてあります。鈷(こ)は細い作りで、鬼目(きもく)・蓮弁(れんべん)があり、立川流(たちかわりゅう)等の所用ともいわれ、珍しいものです。
杵は密教用具で、煩悩を破り仏性(ぶっしょう)を明らかにする道具、剣の変形といわれています。

金銅割五鈷杵

1口
寸法 総長:15cm
指定年月日 昭和49年3月31日
所在地 土浦市大岩田1616
管理者 法泉寺
制作時期 鎌倉末