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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 建造物

熊野神社本殿(附棟札8枚)

くまのじんじゃほんでん(つけたりむなふだ8まい)

行方市

一間社流造、銅板葺で、周囲の絵様繰形は江戸時代初期のものです。
万治2年(1659)の棟札が現存し、遺構例も少ないこの時期のものとして注目されます。
応永9年(1394)領主の島並氏によって創建、その後天正9年(1581)に再建、万治元年(1658)に焼失したと伝えられています。現在の社殿は、焼失の翌年に麻生藩主新庄氏の支援により再建されたものと考えられます。
例祭は11月23日で、ほかに1月1日と6月23日の御盛替神事があります。
古来から航行の安全に霊験が著しいと伝えられています。

熊野神社本殿(附棟札8枚)

1棟
指定年月日 平成7年1月23日
所在地 行方市島並1298
管理者 熊野神社
制作時期 江戸時代初期