いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

竹繊払子

ちくせんほっす

土浦市

総長111.6cmで、柄(つか)は竹製で朱色の絹地でおおい、植物繊維を巻いています。中央は軍配型(ぐんぱいがた)になっており植物繊維で網状になっています。
払は軍配状の先端から竹繊(ちくせん)を12条つけてあり、竹繊の最長のところは78.9cmあります。
法雲寺(ほううんじ)を開山した復庵和尚(ふくあんおしょう)の伝記等で、元より持ち帰ったものと確認され、払子としては古代のもので文化財として価値が高いものです。
元時代(1271~1368)の作です。

竹繊払子

1振
寸法 総長:111.6cm
指定年月日 昭和56年12月24日
所在地 土浦市高岡1890
管理者 法雲寺
制作時期 中国元時代