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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

漆皮軍配(伝太田道灌奉納)

うるしがわぐんばい(でんおおたどうかんほうのう)

石岡市

室町時代(15世紀中頃)の作と推定されます。
総長48.9cm、最大幅19.1cm、柄幅(つかはば)2.6cmの鞣革製黒漆(なめしがわせいくろうるし)の軍配で、表には朱漆(しゅうるし)で種子(しゅじ)を大書しています。寛文8年(1668)、太田資宗(おおたすけむね)、資次(すけつぐ)の寄進銘がある箱に収められており、保存状態も良いものです。
小形の軍配と長い柄の形式は古型を示し、室町時代の工芸品として、価値の高い文化財です。

漆皮軍配(伝太田道灌奉納)

1柄
寸法 総長48.9cm、最大幅19.1cm、柄幅(つかはば)2.6cm
指定年月日 昭和58年3月18日
所在地 石岡市総社2-8-1
管理者 常陸国総社宮
制作時期 室町時代