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いばらきの文化財

県指定 有形文化財 工芸品

漆皮軍配(伝佐竹義宣奉納)

うるしがわぐんばい(でんさたけよしのぶほうのう)

石岡市

安土桃山時代の作と推定されます。
総長45.1cm、最大幅18.0cm、柄幅(つかはば)2.2cmの鞣革製金漆(なめしがわせいきんしつ)の軍配で、表には種子(しゅじ)を中心に十二支を表し、裏は朱漆(しゅうるし)、佐竹氏の家紋の日輪(にちりん)を大書しています。
漆の剥落(はくらく)もなく、保存度も良好です。
太田道灌(おおたどうかん)奉納の軍配を踏襲したもので、安土桃山時代の工芸品として価値の高い文化財です。

漆皮軍配(伝佐竹義宣奉納)

1柄
寸法 総長45.1cm、最大幅18.0cm、柄幅(つかはば)2.2cm
指定年月日 昭和58年3月18日
所在地 石岡市総社2-8-1
管理者 常陸国総社宮
制作時期 安土桃山時代