いばらきの文化財

県指定 有形文化財 絵画

梵字曼陀羅

ぼんじまんだら

桜川市

阿弥陀(あみだ)、観音(かんのん)、勢至(せいし)の三尊を梵字(ぼんじ)のキリク、サ、サクで表わし、絹地に刺しゅうしたものです。上部に天蓋(てんがい)、下に経机、火舎(かしゃ)、華瓶(けびょう)を配してあります。阿弥陀三尊を梵字(種子)で表わしたものは板碑(いたび)に多くみられますが、この三尊の梵字は女の人の毛髪で織り出したものといわれています。

梵字曼陀羅

1幅
指定年月日 昭和28年7月9日
所在地 桜川市西小塙1677
管理者 月山寺
制作時期 室町時代