いばらきの文化財

国指定 有形文化財 建造物

重要文化財

横利根閘門

よことねこうもん

稲敷市

横利根閘門は、利根川と常陸利根川を結ぶ横利根川の南端、利根川との合流点近くにあります。写真の閘門から約600m手前の地点で、利根川の本流と合流しています。
この閘門は、明治33年(1900)から昭和5年(1930)にかけて国の直轄事業として実施された利根川改修工事のなかで建設され、大正3年(1914)に起工、大正10年(1921)に竣工しました。閘門の建設は、横利根川や霞ヶ浦沿岸地域の治水、利根川流域の水運の発達に大きな貢献をしました。利用する船の数は少なくなりましたが、この閘門は現在でも使用されています。
技術的な面からみると、この閘門は設計及び施工の水準が高く、日本で最大級の規模を持つ煉瓦造の閘門であり、両端を内開きと外開きの二重の門扉とした複閘式閘門です。
土木技術史上、煉瓦造閘門の一つの到達点を示す遺構であり、利根川改修工事における代表的な土木構造物であると評価されて国指定重要文化財となりました。

横利根閘門

1棟
指定年月日 平成12年5月25日
所在地 稲敷市西代地先
管理者 国土交通省
制作時期 大正10年3月