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いばらきの文化財

国指定 有形文化財 建造物

重要文化財

シャトーカミヤ旧醸造場施設 3棟

しゃとーかみやきゅうじょうぞうじょうしせつ

牛久市

シャトーカミヤ旧醸造場施設は、神谷伝兵衛が創設したワイン醸造施設で、現存する事務室、醗酵室、貯蔵庫は明治36年(1903)9月竣工とみられます。醸造場敷地の南辺中央の東寄りに正門を開き、正門の真北方に南面する事務室があります。事務室の真北方に南面する東西棟の醗酵室を配置し、醗酵室の西南隅部から南方に南北棟の貯蔵庫を延ばしています。また、醗酵室の西妻面にはもと地下室苗木場が取り付き、醗酵室と貯蔵庫との入隅部はもと洗滌室といわれています。
シャトーカミヤ旧醸造場施設は、明治中期の本格的な煉瓦造ワイン醸造所の主要部がほぼ完存しており、歴史的価値が高いものです。とりわけ、醗酵室は、当時のワイン醸造の方式を階層構成や設備構成等からうかがうことが可能であり、産業技術史上重要です。また、事務室は、シャトーを名乗るにふさわしい意匠を有し、明治中期の煉瓦造建築の意匠水準を計るうえで重要なものです。

シャトーカミヤ旧醸造場施設 3棟

3棟
指定年月日 平成20年6月9日
所在地 牛久市中央3丁目20番地4
管理者 オエノンホールディングス株式会社