いばらきの文化財

国指定 有形文化財 絵画

重要文化財

絹本著色高峰和尚像

けんぽんちょしょくこうほうおしょぞう

土浦市

頂相(ちんぞう)は、かりこみのまばらな髪に無精ひげを生やし、ゆったりと法衣のえりを開いて座し、「払子」を取り、座主の脇では二人の侍僧がざくろを割って盆に受けています。
このことから「柘榴の御影」とよばれています。また、朱塗りの手すり、うしろに屏風を配しているのは、禅宗肖像画では、他にみられない珍しいものです。

絹本著色高峰和尚像

2幅
指定年月日 昭和24年2月18日
所在地 土浦市立博物館寄託
管理者 法雲寺
制作時期 中国元時代