いばらきの文化財

国指定 有形文化財 彫刻

重要文化財

木造 弥勒仏立像

もくぞう みろくぶつりゅうぞう

笠間市

本像は檜材、寄木造、漆箔(しっぱく)、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)です。
光背(こうはい)は二重円光(にじゅうえんこう)、頭光心八葉(ずこうしんはちよう)、台座は蓮肉(れんにく)一材、蓮弁(れんべん)打付、敷茄子(しきなす)二材矧(はぎ)です。
螺髪(らほつ)は各粒を大きめにつくり、その各々に旋毛を刻み、肉髻(にっけい)は低くて地髪(じがみ)の鉢が張り、その髪際(はっさい)は緩い波形となっています。
衲衣(のうえ)の衣文(えもん)は複雑で、この時代に流行した中国宋朝の様式と鎌倉彫刻の様式が確立された13世紀後半の一典型を示す作品と考えられます。
なお、光背、台座とも造立時のものです。

木造 弥勒仏立像

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指定年月日 大正9年8月16日
所在地 笠間市石寺529
管理者 弥勒教会
制作時期 1247年(宝治元)