茨城県教育委員会 > 芸術・文化 > いばらきの文化財 > 木造 観音菩薩立像(寺伝延命観音像)(観音堂安置)

いばらきの文化財

国指定 有形文化財 彫刻

重要文化財

木造 観音菩薩立像(寺伝延命観音像)(観音堂安置)

もくぞう かんのんぼさつりゅうぞう(じでんえんめいかんのんぞう) (かんのんどうあんち)

筑西市

施無畏山延命院(せむいざんえんめいいん)観音寺の本尊、鎌倉時代の作で、別名延命観音とも称します。
本躰は木造寄木造、光背(こうはい)、台座付きで、腰を僅かに捻り左足を出して立ち、裳は両足首にかかり、光背は輪光(りんこう)、台座は蓮華四重座です。
像高102.2cm、光背総高109.1cm、輪光径33.9cm、台座総高33.6cmです。胎内背部に貞治2年(1363)修理の墨書銘(ぼくしょめい)、享保元年(1716)修理の木札があります。
大正11年(1922)4月13日国宝に指定され、昭和25年(1950)8月重要文化財に指定、昭和37年(1962)京都国宝美術修理所において補修されました。

木造 観音菩薩立像(寺伝延命観音像)(観音堂安置)

1
寸法 像高102.2cm、光背総高109.1cm、輪光径33.9cm、台座総高33.6cm
指定年月日 大正11年4月13日
所在地 筑西市中舘522-1
管理者 観音寺
制作時期 鎌倉時代