いばらきの文化財

国指定 有形文化財 建造物

重要文化財

楞厳寺山門

りょうごんじさんもん

笠間市

この門は、禅宗様式の四脚門で主柱は高くのびて平三斗組で棟木を受け、控柱は出三斗組で桁および繋虹梁を受けています。柱間には扉や壁がなく全部吹放となっています。
軒は一軒繁垂木で、後年の補修です。内法貫、飛貫、頭貫の各鼻には、それぞれ異った繰形の木鼻を飾り、また虹梁の下には花模様付の錫杖彫が施されています。
正面の山額には「竟堅門」と書かれています。

楞厳寺山門

1棟
指定年月日 大正6年4月5日
所在地 笠間市片庭761-4
管理者 楞厳寺
制作時期 室町時代中期