いばらきの文化財
文化財種別
国指定 有形文化財 工芸品
重要文化財
金銅板両界曼荼羅
こんどうばんりょうかいまんだら
利根町
府川城址でもある布川の真言宗徳満寺(とくまんじ)の寺宝で、赤松宗旦(あかまつ そうたん)も『布川案内記(ふかわあんないき)』の中で、その重要性を高く評価しています。
この曼荼羅は、一面が横約50cm、縦が約100cmの金剛界(こんごうかい)、胎蔵界(たいぞうかい)の二面で、それぞれ九板の金銅板から成り立っています。
各板共に尊像筆の主要部分を打ち出しで表現し、更に線彫を加えて図様を一層明瞭にしています。
金剛界部分
胎蔵界部分
金銅板両界曼荼羅
数 | 2面 |
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寸法 | 縦が約100cm、横約50cm |
指定年月日 | 昭和11年5月6日 |
所在地 | 利根町布川3004 |
管理者 | 東京国立博物館 |
制作時期 | 建久5年(1194年) |