いばらきの文化財

国指定 有形文化財 歴史資料

重要文化財

一橋徳川家関係資料

ひとつばしとくがわけかんけいしりょう

水戸市

一橋徳川家は、江戸幕府8代将軍吉宗の四男宗尹を祖(初代)とする家で、10代茂栄の時に幕末を迎えました。同家は、田安・清水両徳川家とともに御三卿と称され、11代将軍家斉、15代将軍慶喜を出しました。
本資料群は、一橋徳川家より茨城県に寄贈されたもので、文書・記録類4,017点、書画・典籍類224点、器物類460点、写真14点から構成されます。
各分野の資料が質量ともにまとまって伝存し、一橋徳川家の家格、家政、所領経営、または幕政への関与、将軍家や大名家との交際、家の内外における儀礼の実際を窺うことができ、江戸時代の政治史、文化史、古文書学研究上等に価値が高いものです。

一橋徳川家関係資料

4,715点
指定年月日 令和2年9月30日
所在地 水戸市緑町2-1-15
管理者 茨城県(県立歴史館)
制作時期 江戸時代