いばらきの文化財

国指定 記念物 史跡

重要文化財

小田城跡

おだじょうあと

つくば市

宝篋山(ほうきょうざん)の南にある小田氏の築いた平城で、延元3年・暦応元年(1338) 10月、北畠親房(きたばたけちかふさ)の入城により一時関東地方における南朝方の中心となりました。
特に親房が小田城にいるときに『神皇正統記』を著し、南朝方の正統性を主張したことで有名です。
本丸跡は周囲に土塁跡が残り、堀に囲まれています。
そられの外側にもさらに曲輪(くるわ)・堀跡がめぐっています。
堀跡は水田などになっているものの、往時の規模をしのばせています。
現在も発掘調査が行われ、史跡公園整備事業が進められています。

小田城跡

指定年月日 昭和10年6月7日
所在地 つくば市小田2377ほか
管理者 つくば市