水戸市立見川小学校 5学年
活動プログラム
キャリア教育型「サスティナブルな社会を目指そう!」
プログラムの目的・目標
持続可能な世界を築くために、どのような働き方や取組をするべきか、茨城県の第1次産業における新たな取組の調査や体験活動を通して考えることができる。
児童・生徒が設定した主な課題
- 日本における森林資源の働きや課題はどのようなものか。
- SDGsの視点に立った、新しい仕事はどのようなものがあるか。
宿泊先
水戸市少年自然の家
〒311-4161 水戸市全隈町80-1
TEL 029-254-2200
学習過程と流れ
【事前】学校等での学習内容・活動(4時間)
課題の設定
- 持続可能な社会を実現するために、どのような課題があるのだろうか。そしてどのように取り組んでいるのだろうか。
授業内容
- 日本の農林水産業が抱える課題について環境問題と関連させながら学習する。
- 森林資源を取り上げ、SDGsを実現するための取組について調べる。
- 自分ができることを考え、実践する。
活動例
- インターネットや教科書で調べる。
- 消費者センターの方のSDGsについての講話を聞く。
主な連携先
- 消費者センター
施設等での学習内容・活動(6時間)
体験活動
講話と体験活動を通して、森林資源の保護と共存する新たな産業に結び付く取組を学び、これからの新しい働き方について考える。
- 森林資源の働きや保護に向けた取組についての講話を聞く。
- 間伐材を使った箸づくり体験、カンナがけ体験をする。
森林散策を通して、身近な環境について考える。
主な連携先
- 水戸市少年自然の家
- もりとわ
【事後】学校等での学習内容・活動(6時間)
まとめ・振り返り
- SDGsを実現させるための新たな取組や働き方について調べたことをスライドにまとめる。
- 互いに学んだことを発表し考えを交流する。
- 保護者に情報発信する。
成果
児童は、茨城県の森林資源の課題や間伐材を活用する取組について学び、SDGsに深くかかわる第1次産業から新たな産業を生み出す必要性や大切さについて考えることができた。特に体験活動を通して、その取組について楽しみながら意義を実感し、より深く考えるきっかけとなった。
今後の課題
課題解決型学習のまとめにおいて、体験活動を生かし、自分の考えたことを今後の新たな行動として発信できるようにしていきたい。
お問い合わせ先
茨城県教育庁 総務企画部 生涯学習課 学習支援担当
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5322
FAX:029-301-5339
メールアドレス:shogaku2@pref.ibaraki.lg.jp