茨城県教育委員会 > 生涯学習・家庭地域教育 > 青少年の健全育成 > 白鳥学園 那珂市立瓜連小学校・中学校 5〜7学年

白鳥学園 那珂市立瓜連小学校・中学校 5〜7学年

白鳥学園

活動プログラム

各学校が提案するモデルプログラム「郷土自然体験防災教育プログラム」

プログラムの目的・目標

次世代を担う人材育成のために、郷土の価値を再発見する活動とともに、突然の災害時において地域全体で協力し合い防災について考える活動を通して、郷土への関わり方について考え実践できる力を育てる。

児童・生徒が設定した主な課題

  • 災害時に自分とまわりの人たちの命と安全を守り抜くスキルを身に付けよう。
  • 将来にわたり自然環境を持続させるために行動しよう。
  • 地域のことを知ることで、自分の身を守り、地域の人々のために行動しよう。 等

宿泊先

常陸太田市西山研修所
〒313-0041 常陸太田市稲木町1699-9
TEL 0294-72-0359

学習過程と流れ

【事前】学校等での学習内容・活動(8時間)
課題の設定と授業内容
  • 郷土を知り、守る〜自然や文化に親しむ〜

「那珂市道徳郷土資料集」や「那珂市ゆかりの先人たち」等の資料を用いるとともに、身近な教育資源を活用した現地学習を取り入れた。
また、地域に精通した方々から話を聞き、自分たちの住んでいる地域の自然や文化、防災についての学びを深める。
さらに、児童生徒が自らの課題解決に向けての学習を夏休みの課題とすることで、年間の学習の見通しをもつことができた。
地域のことを知ることで、防災の基本事項を確認することで、自ら考えて行動できる基礎をつくることができた。

主な連携先
  • 静神社、常福寺、古徳沼、静古徳古道等
  • 市長、元町長を含む地域の方々
白鳥学園

瓜連の新たな事実に目からうろこ

白鳥学園

自分の身は自分で守る

施設等での学習内容・活動(16時間)
体験活動
  • 宿泊学習(西山研修所)
    避難時を想定したウォークラリー、防災体験ブースの設置、ライフラインストップ体験等を実施し、自分の身を守り、地域の人々のために行動できる基礎を築いた。
  • 環境活動家 谷口たかひさ 氏による環境講演会
    「いま私たちにできること〜みんなが知れば必ず変わる〜」 SDGsが達成されたより良い未来を創るため、児童生徒が今からできることを始めていけるきっかけとなり、またこれまでの学びの疑 問点等を解決しようとする姿勢が見受けられた。
主な連携先
  • 消防士、防災士、学校運営協議会委員、地域学校協働活動協力員、まちづくり委員会等の地域の方々
  • Peach Other茨城
白鳥学園

上手に消火器使えるかな?

白鳥学園

目が見えない不安…

【事後】学校等での学習内容・活動(4時間)
まとめ・振り返り
  • 小中合同での振り返りをすることで、様々な考え方を尊重しながら、学んだことや経験したことを共有し、理解を深めた。その後、児童生徒が自ら設定した課題解決のまとめを行った。
  • 学習の成果を校内掲示し、保護者や地域の方々への発信を行った。また、市教育研究発表会において、学びの足跡も校内掲示し、市内外の教職員へも発信した。その後、保護者、地域への発信の場をつくることで、地域とともにある学校の具現化を図った。
白鳥学園

学んだこと、経験したことをより深めるために

白鳥学園

遠い昔の情景に思いをよせて

成果

郷土の価値を再確認することで、改めて自分たちの住む地域の自然や文化について学ぶを深めることができ、地域全体で守ろうという意識が芽生えた。さらに、防災体験活動をすることで、突然の災害時において地域全体で協力し合い、防災について何をすべきか考えて行動できる実践力につながった。
100名を超える地域の方々に関わっていただき、様々な体験や経験ができたことが児童生徒にとってかけがえのないものとなった。協力いただいた方々からは、「子どもたちのためなら」という意見をいただいた。

今後の課題

学校独自のプログラムということもあり、「郷土」「環境」「防災」のテーマのつながりが見いだせない児童生徒も見受けられ、ねらいが明確にならなかった部分があり、改善していかなければいけない。

お問い合わせ先

茨城県教育庁 総務企画部 生涯学習課 学習支援担当

〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5322
FAX:029-301-5339
メールアドレス:shogaku2@pref.ibaraki.lg.jp