次世代グローバルリーダー育成プログラム
来たれ!未来のグローバル「人財」を目指す中高生
グローバリゼーションが急速に加速する中、茨城県では県内に在住する中高生を対象にグローバル社会で活躍できる人材の育成を目指す2年間のプログラムを開講します。
次世代グローバルリーダー育成プログラムとは
このプログラムでは、グローバル人材に必要な思考力やリーダーシップ等を集合形式で学び、身に付けていきます。また、World Scholar’s Cupや模擬国連会議等への参加を通して意見の伝え方、説得の仕方、協調性を学んでいきます。
英語講座は、オンライン形式で学びます。「聞く・読む・話す・書く」の4技能をバランスよく学ぶだけではなく、「アカデミック英語」の習得に主眼を置いて英語力と英語運用スキルを養成します。指導にはオンラインレッスンと対面式の講習を組み合わせて総合的に力を伸ばします。
グローバル人材に必要なスキルを身に付けます
グローバル人材に必要な思考力や探究力、リーダーシップ、異文化理解力、問題解決力などを学びます。集合形式のレッスンではグループワークを中心とし、活発な議論を行います。模擬国連会議等やプレゼンテーション大会等も用意し、学んできたことを実践の場で試すことができます。
4技能試験など各種試験対策も行います
将来の受験に生かせる英語検定試験対策も行います。TOEFLやGTEC等各種テストの受験に必要な英語力やバランスよく「聞く」「読む」「話す」「書く」ための英語4技能を磨きます。希望者には英語講座の相談や受験スケジュールの立て方も指導します。
将来役立つ英語の運用力を養います
本プログラムでは、週1回のオンライングループレッスンで「アカデミック英語」を学び、英語4技能をバランスよく伸ばします。
POINT グローバル「人財」に必要なスキルと英語力を養成
全ての講座が連動し、総合的に生徒の力を伸ばしていくカリキュラムになっています。
グループ英語レッスン(オンライン)
自宅にて、オンラインのグループレッスンを行います。週1回2時間(レベルによっては90分)のレッスンを受講します。ネイティブ講師によるAll Englishによる授業です。TOEFL対策用教材を使いながら4技能を伸ばします。先生1名に対し最大8名までの生徒が参加します。進路についていろいろな視点で語り合える場にもなります。選抜時に受験する英語テストの結果に基づき、受講するクラス、受講曜日と時間帯を決定します。
探究力育成講座
課題解決、表現、議論する力を育成することを目的に、主にプレゼンテーションやディベートに必要な思考力、スキルを習得します。自宅にて、オンラインで探求力を身に付けるため動画視聴を行い、課題に取り組みます。
言語は主に日本語で行いますが、集合研修会内で行うトピックとも一部連動しています。
スキル習得レッスン(集合形式)
県内施設にて、年5回程度、グローバル人材に必要なスキルを習得するための研修会を日本語と英語で行います。
集合形式のワークショップスタイルで、自分のいるコミュニティ(茨城)、世界と日本などのテーマを仲間と一緒に考え、意見を交わし、表現していきます。そのプロセスでロジカル・クリティカルシンキングや、プレゼンテーション、ディベート、ディスカッションの仕方も学びます。プレゼンテーション大会では、学んだことを生かし実践していきます。
長期休業中の集中研修(集合形式)
県内外施設にて、集中研修を日本語と英語で行います。日ごろのオンラインレッスンで培った力を生かして対面でのグループレッスンを行い、さらに磨きをかけていきます。集中研修は、3日間を予定しています。海外の大学に通っている先輩との交流や模擬国連会議等を行います。海外大学への進学を考えている方は、先輩たちにいろいろ質問できる良い機会です。模擬国連会議では、会議の流れや意見の言い方などの基礎を学び、最終日は、本番と同じ環境で模擬国連会議を開催します。
プレゼン構想力トレーニング(通信講座)
自宅にて、年8回程度、グローバルに活躍するために必要な説得力のある文章構成や表現力等を習得させるため、英語エッセイの添削指導を行います。毎月出されるエッセイのトピックに沿って、受講生はエッセイ作成に取り組み、1つのトピックにつき2回の添削を受けていきます。受講生はインターネット上のシステムを通して課題を提出し、講師からの添削指導を受けることができます。
受講生のこれまでの成果
- UWC (United World Colleges)に2名合格
- Route H即興英語ディベート大会入賞
- ハーバード大学、モナシュ大学、東京大学、筑波大学医学群、東京外国語大学に合格
- 本を出版し、県内の全高等学校に寄贈
- World Scholar’s Cup決勝大会に出場 ゴールドメダル等を複数獲得
- 模擬G20(国際会議)に日本代表として参加 グローバルリーダーアワード受賞
- 日本の魅力を世界に伝える会社「Cepon」を起業
取組の様子
夏季イングリッシュキャンプ(令和5年8月11日~13日)
- オールイングリッシュで大学講義に挑戦
- 価値観トーナメント
- 模擬国連
- プレゼンテーション大会(代表者プレゼン含む)
NGGL活動レポート(令和5年4月23日~7月2日)
- 開講式
- プレゼンテーション講座
- デザイン発想
- 留学フェローシップ ほか
集合研修会
世界の第一線で活躍する人材との交流

講演及び交流
世界の第一線で活躍する方を講師に迎え、英語を使って何を学ぶのか、どう社会と関わっていくのかなど、講師の経験談を交えた講演を行いました。後半は、Q&A形式で講師と中高生が様々な交流を図りました。
講師
BBCワールドニュースレポーター/プレゼンター 大井真理子氏
定期研修会

主な研修会内容
ネイティブ講師によるロジカルシンキングやリーダーシップなどについての研修を行いました。
- 論理的思考力講座(日本語)
- プレゼン基礎講座(英語)
- プレゼン準備(日本語)、プレゼン練習(英語)
- リーダーシップ(日本語) 英語で話し合う受講生たち
集中研修会(3日間)
主な研修会内容
模擬国連会議演習(1日目)
議題:「国連弁当をつくろう」
国連において、参加者全員が食べる弁当のメニューを提案するというもので、2、3人のグループに分かれ、各国の大使として、自国の食材をアピールしながらメニューに盛り込んでもらえるように交渉しました。


ディベート(2日目)
制服の必要性など身近な問題について、肯定と否定チームに分かれ、各チームが第三者を説得する形式で行いました。


日本人留学生との交流会(3日目)
米国や英国、中東などの大学に進学した留学生から、留学した理由や留学生活等について学びました。


お問い合わせ先
茨城県教育庁 学校教育部 義務教育課 指導担当
〒310-8588 茨城県水戸市笠原町978番6
電話:029-301-5226
FAX:029-301-5339
メールアドレス:gikyo@pref.ibaraki.lg.jp