遠隔教育実証研究

県教育委員会では、「誰一人取り残さず、すべての児童生徒が自分の力を最大限に発揮できる学び」の実現を目指し、オンライン教育をその学びを支える有効な手段の一つとしてとらえ、遠隔教育の実証研究を進めています。県が実施する遠隔授業には、「ピンポイント型」と「エリア型」があり、それぞれに特徴のある取組を行っています。

「ピンポイント型」では、高度な専門性を持つ外部人材を活用して、英語科とプログラミングで行っています。英語科では、特別免許状や臨時免許状を授与されたネイティブスピーカー及び英語力の高い日本人が、拠点となる学校に勤務し、拠点校の生徒の授業や兼務校の生徒への遠隔授業を実施します。遠隔授業を受信する兼務校では学習の習熟度に応じた少人数学習に取り組みます。プログラミングでは、高い専門性をもつ外部人材に臨時免許状を授与し、所属地から学校へ配信を行います。静岡大学、茨城工業高等専門学校、(株)内田洋行にご協力いただき配信を行っています。

「エリア型」では、優れた指導力をもつ人材を活用して、国語と算数・数学で遠隔授業を実施しています。ハブとなる一つの配信校からエリア内の複数の学校へ配信を行い、複数校への同時配信や受信校同士をつなぐ遠隔合同授業も行うことができます。

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